暖かくなってくると植物が緑豊かになり、花が咲き、動物や虫たちも活発に動き出します。
先日見つけた不思議な形の蜂の巣。
とっくりみたいな形をしています。
調べてみるととっくり蜂という蜂の巣もしくはスズメバチの巣の作り途中らしいです。
とっくり蜂はスズメバチの親戚にあたるそうで、お尻に針をもちますが、スズメバチのように強い毒は持たず、温厚な性格なので自分より大きな生き物、例えば人間を刺したりすることはないそうです。針からは小さな芋虫などを捕食するために弱い毒を出しますが、万が一人間が刺されても大きな被害にはならないようです。泥をこねて陶芸家のようにつぼ型の巣をつくり、一つの巣につき1匹しか幼虫を育てないようです。蜂の巣と言うと巣の中の一部屋一部屋にびっしりと幼虫がいるイメージだったのでとても珍しいなあと思います。
スズメバチの巣、作り始めは写真のようなとっくり型の巣なんだそうです。
とっくり蜂かな?とそのままにしておくと知らないうちにスズメバチらしい大きな丸い巣になってしまうのだとか。
スズメバチとなると巣をそのままにしておくわけにはいかないので、とっくり蜂かスズメバチか分かりませんでしたが、巣は撤去しました。
中を見てみたら、お部屋に幼虫が何匹も・・・!!
スズメバチの巣でした。
早めに撤去出来て良かったです。
それにしても、こんな形の巣をせっせと蜂が作っていると思うと本当にすごいなぁと思います。
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