ラドンは自然界にある86番目の元素で「放射線元素」のことです。
ラドンには様々な種類があり、ラドン222=ラドンと呼ばれています。
その他の種類は以下の通りです。
ラドン220=トロン
ラドン129=アクノチン です。
ラドン222以外の2種類は半減期が秒単位であり療養には不適と言われています。
それに対してラドン222は半減期が3.82日であり、様々な療養に活かされております。
このラドンを多く含む温泉のことをラジウム温泉と言い、特徴として「吸引療法」が挙げられます。
「吸引療法」とは?
ラジウムは源泉中、温泉中に多く含まれ、そのラジウムが壊変することでラドン222(ラドン)が発生します。
そのラドンは気泡となって温泉や飲泉水から分離し、大気中に充満しているのです。
なので、呼吸をしているだけで自然と体内へラドンを取り込んでいることになります。
その効果は入浴するのと同じくらい効果があると言われ、体力が落ちて入浴するのが困難な場合でも、無理せずラドン療養が可能と言うことになります。
ですので、せっかくお越しいただいたら深く深呼吸しながら体内へたくさんのラドンを取り入れていただきたいと思います。
浴室や源泉付近をはじめ、園内やこの辺り一帯の気体中にラドンが含まれます。
訪れた際は静かにゆっくり休まれるのもいいですし、付近をウォーキングするのもよろしいかと思います。
入浴するだけでなく、大きく、深~く深呼吸してみてください。